今後の参加についてと医学生への五つの質問

次回のイベント参加はコミック1☆15ということで今回はともに執筆をさせていただいた医学生であるみるいわさんからいくつか質問をしてきました

 

①作成しようと思ったきっかけは何かですか?
→個人的にサークル参加は興味ありましたが一人ではなかなか決心ができなくて躊躇していました。そんなときにななせさんからお声をかけていただき、挑戦してみようと思ったのがきっかけです。

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サークル設営時の写真、なかなかよい

 

②今回本を作成していて感じたこと、思ったこと
→頭の中にある内容を活字にする難しさがありました。コミュニケーションは非言語的な要素(例えば身振り手振りや表情など)が8割を占めているとも言われているのに、文字情報だけで自分が思っている内容を読者の方々へ伝えようとするのは想像以上に大変でした(単に文章を書くのが下手というのもありますが…)。なるべく図やチャートを用いて読者の方々が間違った方向へ理解を進めないように配慮したり、曖昧な表現はなるべく用いないようにしたりなどいろいろ考えながら執筆していました。あと、間違った情報をお伝えすることはあってはならないのでいろいろな教科書や文献を読んで正確な情報を取捨選択していくことも心がけました。冬コミで出した本の内容の一つに「生理学」という分野があります。この分野は研究が盛んな分野でありまだまだ謎が多いこともあるので、今わかっていること―つまり一般的な教科書に載っているような内容で話を完結させ、それ以上の内容には敢えて触れないようにしました(正しいかどうかわからないため)。
 

③初サークル参加の感想
→まず本の執筆を通してですが、とても良い経験になりました。前項で書いた内容とも重複しますが、分かりやすい表現や誤解を招きにくい表現の使い方など、今まで特に意識しなかったことを意識するきっかけにもなりましたし、いろいろな教科書や文献を読んでるうちに自分の知識のズレや溝も埋めることができ、執筆一つを取ってみても大変勉強になることが多かったです。

今回、私は執筆がメインであとの流れ(本にする工程など)はほとんどななせさんにお任せしてしまったのですが、自分たちが作成した原稿が本になったときはとても嬉しかったです。また、その本を買っていただけた瞬間は言葉にできないくらい嬉しかったです。ブースに足を運んでいただいた方の中には本に関連するご自身のエピソードをお話していただいたり、ときに鋭いツッコミ(笑)を入れていただいたりなど、コミケ参加者さんとの触れ合いもとても楽しいものでした。

●サークルに挨拶していただいた方、本当にありがとうございました!!

 

統合失調症患者をどう思うか
統合失調症の患者さんは症状が重い方から軽い方まで様々です。特に軽い方は社会生活を送れることができるがために社会への不適合に悩まれる方も少なくないと思います。症状の辛さは、きっと本人が一番わかっており、症状とどう付き合っていけばよいのかもおそらく把握されていることだと思います。なので第三者は安易な言葉がけをするよりは、敢えて統合失調症というバイアスを抜きにして接することが大切なのかなと思います。

⑤今後におけるサークル参加について
→夏コミは「医科学生総合体育大会(いわゆる東医体・西医体)」とバッティングすることが多いので夏は厳しいかもしれません。ただ、サークル参加で得られることは思っていた以上にたくさんあることがわかりました。なのでスケジュールが合う限り参加したいですね。また、ななせさんはスケジューリングやプランニングなどをしっかりと設定してくださったので、安心して製作に取り掛かることができました。今後もななせさんと一緒に本の製作に携わっていけたら、と思っております。

 

次回参加予定はCOMIC1☆15となります

また皆様とお会いできる日を楽しみにしております

次回は軽く本の内容について触れたいと思います

最後にフォロワーのみなさん

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